今日はヴァーサ号の写真を載せたいと思います。
先日、子供達が行ってきたようで、カメラに入っていたのでちょっと拝借しました。
こちらのヴァーサ号、簡単に説明いたしますと、その昔、海軍大国だったスウェーデンにも、わがままな王様がいて、大金を使って作らせた船に大砲をたくさん乗せ過ぎ、重心が悪くて、出向してすぐ横風に吹かれて沈没した。
というちょっと情けない話の沈没船です。
どこの国にも権力を見せつけるために物を作らせるという話はあるものです。
往々にして失敗するという結末がやってくる。
ヴァーサも例外ではなかったようです。
ストックホルムを出航してすぐ沈没したというのですから。
尾田栄一郎やテリー・ロッシオに脚本書いてもらえばよかったのにね。。。続きを読む
Wikipediaによりますと
ヴァーサ(スウェーデン語:Vasa)は、スウェーデン海軍で用いられた排水量1,210トン、64門の大砲を持つ戦列艦。グスタフ・アドルフによって1626年に建造開始。1628年8月10日に竣工した。
もともと砲甲板は一つの予定であったが、途中で二つに増やされたために重心が高くなった。処女航海の時は波が穏やかであったが、安定性を欠いた状態でマストに帆を張ったためにストックホルム沖でふいた一陣の風によってバランスを崩して横転沈没した。死傷者数等は不明。1956年に引き上げられたが、フナクイムシなどのいない低温の海中に沈んでいたため船体や調度などが非常に良く原形を残しており、当時の戦列艦の姿、建造方法、設備などを知る貴重な資料を提供している。ヴァーサ博物館にて展示中。
ということで、他にも多くの方がブログなどでも取り上げていらっしゃいます。
ほとんどの方はすばらしい展示だと書かれています。
この写真を見ると本当に大きい船だということがわかります。
この沈没船、最初は色がついていたといわれています。
赤や青などそうとうカラフルな船だったようです。
ストックホルムには他にも博物館やみどころがたくさんあります。
魔女の宅急便の舞台になったといわれているガンムラスタンや、動物園と博物館がいっしょになったスカンセンなど、また折に触れて紹介できればと思っています。