保護犬ぽちょ百面相

遅ればせながらの自己紹介
遅ればせながらの自己紹介

色々な顔を見せてくれる犬たち。

気持ちが表情に現れて変わる時もありますが、見る角度によって本当に色んな顔に見えるのも面白いです。
画像は三枚ともほぼ続けてとった同じ時間の写真なんですよ。

今日は、ぽちょの話を少ししたいと思います。
もう10年も前になります。千葉の保健所から救い主のボランティアさんが引き出してくれ、相模原にもらわれていきました。
そして、今も家族と共に異国の地スウェーデンに住んでいます。雪が大好きで走り回れる広い野原があって、のんびり北欧の生活を楽しんでいます。(と、家族は思っています…
最近、50はもうとっくに過ぎてはいます母ですが、50saikaraのサイトを立ち上げることになり、発信したい情報のひとつに保護犬のことがありました。
ひとりでも多くの人に知ってもらいたい、もし犬を飼いたいと思った時に、同じように歳を重ねた事情のある犬も保健所には収容されています。何年一緒に過ごせるかわかりませんが、ペットショップに行く前に、そういう選択肢もあることを伝えられたらと思いました。
 
さて、もうひと頑張りと50の手習いでインスタを始めたところ、救い主様が見つけてくださり、改めてお礼を言うことができました。まさに、時代の進化を感じております。
そして、かわいい懐かしい仔犬の頃の写真をアップしてくださり、母は胸があつくなりました。
 
と、同時に、衝撃が走りましたー

我が家に来た翌年、画像と共に近況報告をしたところ、とっても優しい顔になって幸せそうで安心しましたよ。昔は尖ったナイフのような目をした子でしたよね。と言われた時に、いやそんなことはない!信之介の頃から可愛かったし、そんな〜!満月さん、かわいそうなこと言わないでよ〜。って思った記憶があります。
しかし、今、改めてその頃の画像を見て衝撃でした。本当に鋭い目をしているのです。
その時は、私には全く見えなかった...その違いが今はっきりと見えました。
沢山の犬や猫を救ってきた方にはその時から既によく見えていらっしゃったのだと、10年の時を経てやっとわかった気持ちです。

歯も抜けかわっていない小さな仔犬でも辛い思いをしたのであろうということを改めて思い知り、人間のエゴや罪深さを、自分も含め、改めて再確認した思いです。

保護犬のことをご存じなかった方、ひとりでも多くの方に気にとめていただけたら幸いです。