ハンバーグのハンブルグ旅行記

 

2017年イースタ―の時期に訪ねたドイツのハンブルグの旅行記です。

ハンブルグはハンバーグの発祥の地であるという噂は本当なのでしょうか?

 

ハンバーグ発祥のレストランを早々と予約したということで楽しみに行ってまいりました。

さて、どんなところなのか…

まずはそちらの話からご紹介いたします。

 

橋の下に建つ傾いたレストラン Ober hafen  Kanfine
橋の下に建つ傾いたレストラン Ober hafen Kanfine

 

中に入るととても古めかしい懐かしい食堂の雰囲気、バーの棚もすべて傾いている…。

しかし、狭い店内はお客様でいっぱい。

後から入ってくる人は皆、予約していないため断られている…外では記念撮影している人もいる。

とりあえず有名なんだということは確認できた。

 

橋の下に建つ傾いたレストラン Ober hafen  Kanfine のBar
橋の下に建つ傾いたレストラン Ober hafen Kanfine のBar

 

よく調べもしないで言われるがままついて来たお任せの旅。

何が出るのかお楽しみではあるけれど少々不安でもある…

とりあえず料理を頼むことに。

 

果たしてこのお店でハンバーグが発明されたのか…

 

とりあえず、聞いてみよう。

 

ハンバーグの元になったものを注文したいのですが?

 

こちらが当店のおすすめのプレートで、ハンバーグも入っていますし、名物?の豚肉の料理も入っていますよ。

 

よし!では、それにしよう!

 よくわからない時は、おススメのものを頼むのが一番間違いないという変な持論のもと…

 

では、そのプレートを2つとハンバーガーをひとつお願いします!

 

えっ、それは多いですよ!ハンバーグはいらないと思いますよ。大丈夫ですか?

 

はい!大丈夫です!

 

店の人の忠告を無視し、三人なので三人前頼まないと店に申し訳ないという、これも同行者の持論である…

 

そして、出てきたのがこちら

 

Ober hafen  Kanfine
Ober hafen Kanfine

 

お腹が空いていて、つい写真を忘れ、隙間があるところは既に手を付けてしまった後です...

 

お味の方は―

どれも似た味のような気がしなくもない…が、美味しいともいえる。

ドイツだから⁈野菜はポテト含め、やはり甘い酸っぱいものが多い。

右手前がポークのなんとかで名物?的なもののよう。その上はハンバーグの白いソースがけ、上の卵が乗っているのはコンビーフのような感じ。他にもご覧のように普通のハンバーグやソーセージ関係、ハム系、魚はサーモンとかなりのボリューム。

 

日本ならこれ3人前だよ。。。

 

結局、全く大丈夫なことはなく。これは逆にお店に申し訳なかったんじゃ…?!

残してしまって、申し訳ございませんでした。

 

橋の下に建つ傾いたレストラン Ober hafen  Kanfine
橋の下に建つ傾いたレストラン Ober hafen Kanfine

 

どれくらい傾いているのか建物の裏に周って撮ってみた。

ピサの斜塔には負けるかな~

 

そして、あれはハンバーグの元になったものか?

はて…?

と、ググってみたところ、どうやら、労働者がひき肉を丸めて食べていたものをアメリカ人がハンブルグの英語読みのハンバーグとして名前をついたようで、このお店は戦前の状態で残っている唯一の労働者が利用していた食堂で、今でも橋の下に移動させて、経営者は変わってもそのままの姿で営業されているというお店だった。

ぜんぜんハンバーグの元じゃなかった…というお話でございました。

 

 

このお店は日本ではそんなに有名ではないのですが、多くの人達が写真を撮っていたので、ドイツ内や他の国では有名なのかもしれません。

 

 

 

次は、いつも初めて行く土地ではサクッと街の見どころを周れる 乗り降り自由な二階建てバス のバスからの車窓の画像を何枚かアップしてみたいと思います。

 

 

川沿いを歩いてみることにして、バスを降りたらあいにくの雨...

コロンブスがいました!

 

北のヴェネチア ハンブルグの運河沿いにある赤レンガの建物
北のヴェネチア ハンブルグの運河沿いにある赤レンガの建物

 

ヨーロッパではだいたいどこの街にも大きな教会があります。

中にも入ってみました。

 

 

イースターですので、教会ではコンサートが行われていました。

さて、小腹が空いたところで、どこかレストランを探しますが、イースターです。。。

お店はみんなお休み。あ~

広場のソーセージ屋台だけが開いていました。

街でよく見かけるカレーソースというものにしてみました。

やっぱり、ドイツに来たらバイツェンビール!フルーティで飲みやすい濁りビールです。

見た目はかなりのジャンクさですが、お味はなかなか美味しかったです。

 

 

そして、次に訪ねたのはハンブルグ ダジョン という地下牢という名の参加型アトラクションというか、ショーのような博物館のようなところです。

中世から現代までの600年にわたる黒い歴史を参加者が一緒に体験するという館です。

色々なシーンの部屋があり、時代時代に起こった黒い歴史、戦争や絞首刑、人体解剖など、おどろおどろしい負の歴史を恐ろしく、時にはユーモラスを交えながらホストのおしゃべりでキャスト全員が参加しながら展開していく感じです。ドイツ語と英語で開催されています。

ディズニーランドのシンデレラ城のアトラクションのようなカリブの海賊のような部分もあります。

怖いのは苦手ですが、とても楽しめました。

イースターらしく黒いうさぎのぬいぐるみが血を流しているような飾りや、お土産屋さんも怖い系のものが沢山取り揃えてありました。

  

 

次は隣にあるミニチュアワンダーランド に行きました。

ものすごい量のミニチュアに圧倒されます。

一つ一つのクオリティーは、あれだけの量ですから、そこまで完璧なものというわけではありませんが、ミニチュアが好きな方でしたら一日では足りないぐらいの展示物を見ることができますので、楽しめると思います。

 

沢山撮った写真の中から何枚かアップしてみましたのでご覧ください。

 

ミニチュアワンダーランドのオクトーバーフェスト
ミニチュアワンダーランドのオクトーバーフェスト
日本の飛行機はJALではなくANAの機体がありました
日本の飛行機はJALではなくANAの機体がありました
ミニチュアワンダーランド 野外パーティーでしょうか
ミニチュアワンダーランド 野外パーティーでしょうか
ミニチュアワンダーランド ロックフェスのキャンプ場とステージ
ミニチュアワンダーランド ロックフェスのキャンプ場とステージ

 

他にも火事のシーンや殺人現場のシーン、生活する中で起こるさまざまな出来事をミニチュアで表現しているのがとてもユニークでした。小さいものだけでなく、山や海、雪など自然を上手に取り入れて各国各地の特徴をとらえて展示されていて、本当に見ごたえのあるスケールの大きなワンダーランドでした。

 

夜にはレーパーバーンという有名な賑やかなピンク街をチラッと見に行きました。

確かに看板がピンク!賑わっていました。パトカーもたくさん並んでいて観光地化されている様子でした。

 

ハンブルグの街並みはやはりヨーロッパという感じで、そんなに特別な感じはないかもしれませんが、ダンジョンとミニチュアワンダーランドに行くためだけにハンブルグに立寄るのもありかな。と思いました。

ミニチュアワンダーランドはまだまだ進化しているようですので何年か後にまた機会があれば行ってみたいと思います。