一日も早くコロナ禍より世界が抜け出せる事を節に願い、自由に旅行ができる日が来ますように、願いを込めて(2018年秋のワイナリー巡りの記録簿より)
暑い夏が過ぎ、落ち着いた時間の流れを感じる秋がやって来ました。
今回もワインクラブの企画に乗っかり、ついて行くだけのテイスティングツアー。
初日、到着後すぐに訪ねたワイナリーはVilla Monteleoneさん。
こちらでは夕飯を兼ねたテイスティングで、数々のフィンガーフードも用意されていました。画像は最初の方で撮ったので冷製ものしか映っておりませんが、後半にサーブされたプルーンにベーコンを巻いて焼いたおつまみが好評で、自宅でも簡単にできそう!ぜひ作りたいと思った一品でした。
肝心のワインの方は、やはりアマローネが人気でした。何人か購入された方もいました。画像はアマローネを載せましたが、私はリパッソが気に入り、宿でいただく用に一本買って帰りました。
今回の宿泊先はAntico Casale Bermaniniさんです。
朝食後すぐに出発です。
リーダーがPadによるナビで17人を率います。
45分ほど歩いたのちにたどり着いた一軒目のワイナリーはAzienda Agricola Le Bertaroleさん。
ニコニコ笑顔のワイン作成者の方について施設内をまわり、製造設備や工程の説明を丁寧に教えていただきます。
新しい設備は清潔感あふれ、テイスティングルームは大きな窓がある日の当たるお部屋で、とてもさわやかな印象のワイナリーです。
こちらではアマローネの特徴である半干し葡萄をはじめて味見させていただきました。それは想像以上にとてもとても甘く、食感は干し葡萄とは全く異なる柔らかさ。もちろん生のジューシーさはありませんが、水分を感じる干し葡萄といったところでしょうか。
アマローネはレチョートワインの失敗作から偶然にできた傑作品だというのは有名な話でございますが、まさに、この原料の半干し葡萄、耳たぶという意味があるレチョートそのもの!
本当に耳たぶのような感触の干し葡萄でした。
朝から沢山の種類のワイン試飲です。
ワインのお味は、お好きな方とそうでない方、色々いらっしゃいましたが、この極薄にスライスされたハムは大好評でした。たしかに空気を沢山含んだ極薄ハムを丸めて食べると美味しいです。
テイスティングで注がれる量はわずがではありますが、赤ワイン用の大きめのグラスですから、白ワイングラスですと半分ぐらいの量はあるかと思います。みなさんしっかりぐるぐる回して香りや色、アルコール度の足などを確認しながら試飲されます。気に入ったワインは飲み干される時もありますし、ちょっと口にしただけで捨ててしまう時もあります。しかし、プロのソムリエのように口に含んだワインを出す方はいらっしゃいません。
若輩者は、遠慮がちに全てのワインをスピトゥーンに注いでいたにもかかわらず、ちょっとフラッとしながら一軒目のワイナリ―を後にします。
次に目指すはアマローネの里では有名レストランでランチをいただきます。
先ほどの試飲ワインがちょうど蒸発した頃合いでEnoteca della Vakpolicellaに到着です。
続いて、本日いただいたランチの画像です。
デザートは苺かテラミスが選べたので私は苺にしました。
隣の人がテラミスだったので画像をいただきましたが、横から撮りました感がかなり出ておりますね…。
なぜかスウェーデン人はテラミスゥ~と、ものすごく語尾をあげて呼びます。
どれもとても美味しくいただきました。
目にも舌にも嬉しいランチでした!
2017年イースタ―の時期に訪ねたドイツのハンブルグの旅行記です。
ハンブルグはハンバーグの発祥の地であるという噂は本当なのでしょうか?
ハンバーグ発祥のレストランを早々と予約したということで楽しみに行ってまいりました。
さて、どんなところなのか…
まずはそちらの話からご紹介いたします。
中に入るととても古めかしい懐かしい食堂の雰囲気、バーの棚もすべて傾いている…。
しかし、狭い店内はお客様でいっぱい。
後から入ってくる人は皆、予約していないため断られている…外では記念撮影している人もいる。
とりあえず有名なんだということは確認できた。
よく調べもしないで言われるがままついて来たお任せの旅。
何が出るのかお楽しみではあるけれど少々不安でもある…
とりあえず料理を頼むことに。
果たしてこのお店でハンバーグが発明されたのか…
とりあえず、聞いてみよう。
ハンバーグの元になったものを注文したいのですが?
こちらが当店のおすすめのプレートで、ハンバーグも入っていますし、名物?の豚肉の料理も入っていますよ。
よし!では、それにしよう!
よくわからない時は、おススメのものを頼むのが一番間違いないという変な持論のもと…
では、そのプレートを2つとハンバーガーをひとつお願いします!
えっ、それは多いですよ!ハンバーグはいらないと思いますよ。大丈夫ですか?
はい!大丈夫です!
店の人の忠告を無視し、三人なので三人前頼まないと店に申し訳ないという、これも同行者の持論である…
そして、出てきたのがこちら
お腹が空いていて、つい写真を忘れ、隙間があるところは既に手を付けてしまった後です...
お味の方は―
どれも似た味のような気がしなくもない…が、美味しいともいえる。
ドイツだから⁈野菜はポテト含め、やはり甘い酸っぱいものが多い。
右手前がポークのなんとかで名物?的なもののよう。その上はハンバーグの白いソースがけ、上の卵が乗っているのはコンビーフのような感じ。他にもご覧のように普通のハンバーグやソーセージ関係、ハム系、魚はサーモンとかなりのボリューム。
日本ならこれ3人前だよ。。。
結局、全く大丈夫なことはなく。これは逆にお店に申し訳なかったんじゃ…?!
残してしまって、申し訳ございませんでした。
どれくらい傾いているのか建物の裏に周って撮ってみた。
ピサの斜塔には負けるかな~
そして、あれはハンバーグの元になったものか?
はて…?
と、ググってみたところ、どうやら、労働者がひき肉を丸めて食べていたものをアメリカ人がハンブルグの英語読みのハンバーグとして名前をついたようで、このお店は戦前の状態で残っている唯一の労働者が利用していた食堂で、今でも橋の下に移動させて、経営者は変わってもそのままの姿で営業されているというお店だった。
ぜんぜんハンバーグの元じゃなかった…というお話でございました。
このお店は日本ではそんなに有名ではないのですが、多くの人達が写真を撮っていたので、ドイツ内や他の国では有名なのかもしれません。
川沿いを歩いてみることにして、バスを降りたらあいにくの雨...
コロンブスがいました!
ヨーロッパではだいたいどこの街にも大きな教会があります。
中にも入ってみました。
イースターですので、教会ではコンサートが行われていました。
さて、小腹が空いたところで、どこかレストランを探しますが、イースターです。。。
お店はみんなお休み。あ~
広場のソーセージ屋台だけが開いていました。
街でよく見かけるカレーソースというものにしてみました。
やっぱり、ドイツに来たらバイツェンビール!フルーティで飲みやすい濁りビールです。
見た目はかなりのジャンクさですが、お味はなかなか美味しかったです。
そして、次に訪ねたのはハンブルグ ダジョン という地下牢という名の参加型アトラクションというか、ショーのような博物館のようなところです。
中世から現代までの600年にわたる黒い歴史を参加者が一緒に体験するという館です。
色々なシーンの部屋があり、時代時代に起こった黒い歴史、戦争や絞首刑、人体解剖など、おどろおどろしい負の歴史を恐ろしく、時にはユーモラスを交えながらホストのおしゃべりでキャスト全員が参加しながら展開していく感じです。ドイツ語と英語で開催されています。
ディズニーランドのシンデレラ城のアトラクションのようなカリブの海賊のような部分もあります。
怖いのは苦手ですが、とても楽しめました。
イースターらしく黒いうさぎのぬいぐるみが血を流しているような飾りや、お土産屋さんも怖い系のものが沢山取り揃えてありました。
次は隣にあるミニチュアワンダーランド に行きました。
ものすごい量のミニチュアに圧倒されます。
一つ一つのクオリティーは、あれだけの量ですから、そこまで完璧なものというわけではありませんが、ミニチュアが好きな方でしたら一日では足りないぐらいの展示物を見ることができますので、楽しめると思います。
沢山撮った写真の中から何枚かアップしてみましたのでご覧ください。
他にも火事のシーンや殺人現場のシーン、生活する中で起こるさまざまな出来事をミニチュアで表現しているのがとてもユニークでした。小さいものだけでなく、山や海、雪など自然を上手に取り入れて各国各地の特徴をとらえて展示されていて、本当に見ごたえのあるスケールの大きなワンダーランドでした。
夜にはレーパーバーンという有名な賑やかなピンク街をチラッと見に行きました。
確かに看板がピンク!賑わっていました。パトカーもたくさん並んでいて観光地化されている様子でした。
ハンブルグの街並みはやはりヨーロッパという感じで、そんなに特別な感じはないかもしれませんが、ダンジョンとミニチュアワンダーランドに行くためだけにハンブルグに立寄るのもありかな。と思いました。
ミニチュアワンダーランドはまだまだ進化しているようですので何年か後にまた機会があれば行ってみたいと思います。
前回の独断と偏見『ミラノのおすすめ4選』に続き、今回はピアモンテ地方のワイナリーを訪ねるワインテイスティングの旅をお届けいたします。バローロや、バルバレスコの生産地としても有名な北イタリアのピエモンテ州で、バルベーラやシャルドネ、ピノ、モスカート・ビアンコなどから作られるワインをいただきます。
ここからの4日間は会社のワインクラブが主催するツアーに参加しますので、ワイナリー巡りもワインテイスティングも食事も、すべてツアーで企画されている全くのおまかせの旅です。ワイン通の方々が集結する中、ドが付く素人の私が参加して良いものか、不安にながら...それにしても何も心配しなくていい旅なんて本当に極楽!!
余計な事をしてボロが出ないように、なるべく後の方から付いて行き、皆さんのマネをするように心がけよう。テイスティングの色々な動画を見て予習したグラスの回し方や足の見方など、一通りやり方はわかった!あとは見よう見真似で。やっぱり旅は楽しむにつきる!と、いつもの楽観的感情全開にて、皆さんとお迎えのバスに乗り込みミラノの空港から西に車で1時間半ほどでニッツァ、モンフェラート(Nizza Monferrato)の宿 AGRITURISMO ALBAROSSA へ到着しました。
ホテルのオーナーはスウェーデン人でクラブ代表者とは元同僚らしく、つまりは全体的に内輪な感じでツアーがはじまります。
いちめんに葡萄畑を見下ろす素敵なお宿でした。
それでは、一軒めのワイナリーLa Girondaからご紹介いたします。
ラ ジロンダさんには歩いて行けます。
人生はじめてのワイナリー見学とワイン試飲、楽しみです!
宿からは歩いて約40分ほど、葡萄畑を眺めながらのんびり散歩を楽しみました。
まさにスローライフ、スローワインの里です。
La Girondaさんは女性のワインメーカーさんで、3世代にわたりガンダリーノ家が運営する小さな7ヘクタールのブドウ園のバルベラ種で赤ワイン、マスカートで白を作ります。最低限の技術と自然と調和した伝統的な方法に従ってワイン製造をされているそうです。
La Girondaに到着すると、サンドラさん(Sandra Galandrino)さんが迎えてくださいました。
まずは工場内を見学させていただきます。
なかなか迫力があるイタリアンな女性サンドラさんの説明の元、試飲会がはじまりました。
もちろん私は一番遠い末席へ着席します。
まずは、あっさりの白から始まります。皆さんお目当てはフルボディの赤なので、白やロゼはさらっと通り過ぎます。
日本ではよく見る、口でツーツーとするようなことをする方はいませんでしたが、鼻の穴を一つ押さえで匂いを嗅いでいる方が何人かいらっしゃいました。香りやアルコール度を確かめているのでしょうか...もちろん私もマネしました~(笑
赤のワインは有名なバルベーラを使用したバルベラ ダスティ、モンフェラート ロッソなどを試飲させていただきました。
BARBERA D’ASTI SUPERIORE NIZZA DOCG LE NICCHIE 2013
MONFERRATO ROSSO DOC 2013 “SOUL”
フルボディのバルベラダスティはワインをよく知るワイン通の方々にはとても人気でした。
ワイン初心者の私は飲みやすい濃厚な味わいのマスカートダスティとモンフェラートロッソをお宿にに帰ってからいただく用に購入しました。
日本にいながらNizza のワインを入手するには、やはり有名どころのトスカニー イタリアワイン専門店さんで物色されるのがおススメですね。ニッツァのバルベーラダスティがちゃんと何種類かありました。
さて、こちらで注目していただきたいのが、サラミ!こんなに美味しいサラミは食べたことがないと言っても過言ではないほどの美味しさだったのです。まわりにはカビが生えていて、もちろん皮は剥がして食べます。よくカビが生えている時は中も真菌が浸透しているから食べてはいけないと言われますが、このサラミはどうなんでしょう!?
それにしても、ワインテイスティングに来てハムやサラミに気を取られる無礼者で申し訳ございません。。。
日本ではカビのように見せた粉付きサラミが出回っていて、なかなか本当のカビが付いたサラミに出くわすことがないのは輸入の問題でしょうか...。
唯一見つけられたのが、グルメ食材のお店「アンブロシア」さんの生サラミでした。
こだわりあるイタリア、スペインの逸品がそろっていて私もよく利用させていただいています。
そして、この日の夜のディナーは、Il Boschetto di Vignole S.N.C.というレストラン でいただきました。
口コミ通りのとても美味しいお料理でした。
そして、食後のグラッパ!色々出てきましたが、私は結構苦手です。。。
酒の味がわかるもう少し熟年した頃にはグッといただきたいですね(笑)
夜はお土産に買ったワインを少しいただき、皆さん早めに就寝。
明日は有名な世界遺産のワイナリーを訪ねます。
ユネスコの世界遺産に登録されているという地下のワインセーラーではショー仕立てになったツアーとスプマンテを色々試飲できます。とても、演出が素晴らしい見ごたえのあるツアーでした。個人でも参加できるようですので、BOSCAのホームページを張っておきます。バブル、泡好きの方は楽しめると思います。
ボスカのスプマンテはシャンパンと同じ手法で作られたスパークリングワインです。60日間は手作業で厳正に45度ずつ回して、斜めの状態で30ヶ月間熟成させられます。ドライで味わい深いワインです。フルーティーな甘さのストロベリーのスパークリングも試飲しました。
ピアモンテ地方のスパークリングワインをアスティ・スプマンテと言います。微発泡のモスカート・ダスティも共にモスカート・ビアンコというブドウから造られているそうです。
帰りにはお宿でいただくように、看板商品であるノンノ(nonno)とピーチのスパークリングワイン、お土産にワインオープナーと栓を購入しました。
次はフランコモンドさんのワイナリーを訪ねます。
またもやワインの試飲なのにお菓子のアップとは...
ピアモンテ地方の名物のような代表的なお菓子アマレッティ、こちらのフランコモンドさんでいただいたものが一番美味しかったのです。明日の金曜市場でゲットしたいと撮影しておきました。
フランコモンドさんのワインを日本で入手できる店はないかと探しましたところ、見つけました!
ついでにナヴェデヴィーノさんでアマレッティAMARETTIを見つけたので紹介させていただきます。
このアマレッティは現地のスーパーにも売っていました。お土産にいくつか購入しましたが、癖がなく美味しかったです。
フランコ・モンド モンフェラート ロッソ2011【Franco Mondo】720ml
|
フランコ・モンド モンフェラート ビアンコ2011【Franco Mondo】750ml
|
夜のディナーは滞在しているニッツァ、モンフェラート(Nizza Monferrato)の宿 AGRITURISMO ALBAROSSA の姉妹ホテルCascina Blon でいただきます。
とてもアンティークな雰囲気のホテルで、地下のホールでの食事はまるで最後の晩餐のような趣あるディナーでした。
バルベーラダスティのワインリゾットもありました。
素敵なお部屋も見せていただいたので何枚かアップしてみました。
今日は、ほぼ朝からずっと飲んでいるような...もちろん夕飯時には宿主自慢のワインがポンポン開けられ、年代もののバルベーラなども披露されました。最後にはやはりグラッパ!私はレモンシェロで、、、ありがとうございます。と丁重にお断りしレモンシェロを引き寄せ撮影!(笑)
皆さん昼間の試飲会でも口に入れたものは吐き出すことはしないで飲みます。グラスに残ったワインはスピトゥーンへ捨てしまいますが、今日一日で普通にひとり一本以上は余裕で飲んでいると想像します。さすがワインクラブ、皆さんお強いです。。。
大満腹、大満足の一日でした!
日本でグラッパを手に入れるには何と言ってもグラッパ ハウスさんです。
バローロ、モスカートダスティ、色んな葡萄のグラッパが揃っています。さすがです!
調べたところ、日本では輸入酒のかめやさんが一番安かったです。
ちなみに、このかめやさんはネイルサロンシルエットで10年ほど前にカウンターバーで飲みながらネイルをという企画をした時に各国のお酒を30本ほど揃えましたが、すべてかめやさんにお願いしました。やはり種類の豊富さと値段は比べれば違いがわかります。有名どころのお酒を購入するならおススメです!
今日はNizza Monferratoの金曜日の市場に向かいます。
最高のパルメザンとトリュフオイルを探しましょう!ということで何があるのか期待されます。
私はサラミとアマレッティを密かに物色しようと心に決め、いざ市場へ!
市場はトラックでやって来て、ずらりと街に出店している感じで、いわゆる屋台の集まりの市場です。午前中で終わりとのことで急いでサラミだけはゲットしました。トリュフ入りと普通のものを買いましたが、味の違いは全くわからなかったです。。。
実は明日行くアルバの街にも土曜市場があるとのことで、買えなかったものは明日!ということで安心して、午後からは大きなワイナリーを訪ねます。
夕方はブルノの街を訪ね、教会を見学し、La Taverna della Baccante でディナーをいただきました。
街で評判のレストランらしくにぎわっていました。もちろんワインも自家製、オリジナルの厳選されたワインは次々と出てくる料理にマッチして非の打ち所がないディナーでした。大きなテーブルをみんなで囲む形で大皿を回わしていただくスタイルはみんな話も弾み、あっという間に時が過ぎ、写真が一枚もないという結果に。。。
ラ タベルナと日本語で書くと少々笑ってしまう名前のレストラン、今回の旅で白トリュフの薄くスライスされたものを乗せた卵料理をいただいたのですが、確かこのレストランだったと思います。独特の香りはありましたが、松茸ほどではありませんでした。。。
たくさん飲んで食べた一日でした。
アルバは小さな絵のようなかわいい町と言われるそうで、白トリュフで最もよく知られており、毎年、国際的な白トリュフのお祭りが開催されるそうです。
土曜日は市場が開催されるというので楽しみにしていたら、昨日のNizza に来ていたトラックのお店が流れてこちらに来ているという少々残念な事に気が付き、アルバの地元の商店を見て回ることにしました。
季節外れにもかかわらず、あちこちでトリュフが売られていました。
秋からの白トリュフのシーズンにはもっとたくさんのトリュフが並ぶのでしょうね~。
かわいいイタリアンメイドのカラフルなカバンや洋服のお店もたくさんありました。
トリュフといえば、私が市場でゲットしたトリュフ入りのサラミがなんと日本でも買えるって…、日本では手に入らない食べ物はないと言われるのが納得できますね。前出のNizza のワインが揃っているトスカニー イタリアワイン専門店さんで取り扱いがあります。そして、お値段もお手軽です。
午後は、皆さんお目当てのバルバレスコを訪ねました。
Barbaresco Wine Exhibition and Promotion Centreで色々なワインを試飲させていただきました。
ものすごい種類のワインが揃っていて圧巻でした!
銘柄指定でワインをご購入されていらっしゃる方もいて、チンプンカンプンの私は天井のすばらしさに感動しておりました^^
そして、一度ホテルに戻り、ホテルのオーナーが連れて行ってくださった最後の晩餐、直径50cm以上はあろうかというピザの画像でピアモンテのワイナリー巡りの旅を締めくくりたいと思います。
長い旅に最後までお付き合いいただきありがとうございました。次のワイナリー巡りの旅もどうぞお楽しみに!
※今回のツアーと同じツアーを企画されたいレストランや企業様がいらっしゃいましたら、ご紹介させていただきますのでご一報ください。
今回はイタリアのミラノからピエモンテのワイナリーを巡る旅の前編として、独断と偏見のミラノ観光おすすめ4選!をお届けいたします。
ミラノの観光の王道といえばDuomo di Milano、ミラノに来て訪れない人はいないと言われるゴシック様式の大聖堂。
そして、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、ドメニコ会修道院。
我々の年代になりますと、この二つの有名どころには既に行かれたとおっしゃる方も多いかと思います。
私も25年以上前になりますが、バックパッカーとして訪問し、今回は二度目の再訪となりました。
まず、大聖堂ですが、正直どんな感じだったか、あまり記憶になかったのですが、こんなすごい建物なのになぜ覚えていなかったのだろうか…と不思議に思えるほどの迫力を今回は感じました。
多分、当時はヨーロッパを一気に周ったので、ピサの斜塔やガウディの派手さに負け、こちらの印象が薄くなってしまったのかもしれません。
中に入りますと堂内のステンドグラスも一枚一枚が素晴らしく、丁寧に見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
外に出ますと屋上まで上がれます。3000と言われている彫刻にも目を見張るものがありますが、気になったのは修繕の技術の素晴らしさです。
よく見ると番号があちこちに書いてあり、現在進行形で少しずつ改修されていて、新しい部分と古い部分を上手にうまく繋ぎ合せつつ保たれているのを見ることができます。
機会がございましたらご覧になってみてください。
大聖堂のチケットはすぐに購入できますが、中に入るのに1時間近く並びました。
その横をなぜかスルスル入って行く人達はなぜかと思えば、ツアー会社を通しての入場者でした。こんな事なら一日で効率よく周れるツアーを最初から手配すべきだったと後悔の気分MAXの1時間でした…。
行かれる前にぜひ事前調査をオススメします!
最後に現地ツアーアップしてますのでよろしければ参考になさってくださいね。
さて、次は最後の晩餐です。
こちらは、昔、訪問した時の事をとてもよく覚えていて、今回は全くその当時の面影はない!という印象です。
その頃とは入口も違っていて、今はとても近代的な建物で守られているという感じです。
人物像の名前を記した説明のプレートも設置されていました。
25年前、1993年だと思いますが、前回は修復中だったのをよく覚えています。
向かって右側をひとりの修復人が作業をしていました。
入口でわずかな金額でヘッドホンを借り、説明を聞きながら見ることができたような記憶があります。
(もし、どなたかはっきりした記憶にある方がいらっしゃいましたらぜひご一報ください!)
昔は出入りは自由で、今の人数制限や予約とはほど遠い素朴な感じでした。
ひとりの老人が自前らしき折りたたみ椅子に座ってずっと見ていたことと、感動のあまり涙しながら見ている人がいたのも、その当時ならではの光景だったのかもしれません。
久しぶりに見た壁画ですが、色味がとても明るい印象になって、少々残念な気持ちにも似たような…、修繕前を見ておいてよかった!とつい思ってしまいました。ダビンチが描き上げた時は今のように明るい色だったのかもしれませんが、なんとなく昔の方が本物らしい気がしたのは私だけでしょうか…。当時はとても暗い中でスポットライトの明りだけでした。絵は全体的にもっと黒く、よーく見ないとなにが描いてあるのかわからないような感じすらありました。
実際のところ何度も修復され、ダビンチが描いた部分はほとんど残っていないそうです。
修復は1980年から19年間かけて行われたようです。ピニン・ブランビッラ (Pinin Brambilla Barcilon) という人が一人でイエスのまでの右側を修復し、左半分は修復を急ぐがために何人かで手がけられたようで、専門家の方が見ると右と左は全く違うそうです。私が見たのはピニンさんということになりますね。
さて、次のおすすめの2つは、王道からはかなり離れたちょっといい話⁈です。
彫刻が好きな方でなくても、これは一見の価値ありです。
入場料などはありませんので、散歩がてら散策されるのもよろしいかと思います。
きっと、ここに入れる方は億万長者なのだろうなぁ…などと考えながら2時間ほどぶらっとしました。
次は散歩の後のランチにおすすめのお店です。
ミラノ記念墓地から歩いて行ける距離です。
魚好きな方にはおススメです。ぜひ帰りに立寄ってみてください。
店に入ったらすぐに陳列されている魚から好きなものを選び、料理方法を伝えて支払いを済ませて席に座ります。
番号がもらえるので、調理場の窓から出てくる自分の番号が書いてある皿をもらってくる仕組みです。
地元のビジネスマンらしき人が多く、観光客らしき人は少なめだったように見受けられました。
添付したレシートを見ると、FRITTI がフライ、PIASTRAが焼きのようです。
手前の番号が書いてある皿は生食用です。やはり日本人は刺身よね~!
とても美味しくいただきました。
紙の袋には乾パンのような塩味のビスコッティのようなものが入っています。料理についてくるようです。
小さめのビール2本と合わせて50ユーロでした。
レシートの画像も載せてみますので、よろしければ参考にしてみてください。
独断と偏見のミラノ4選はいかがでしたでしょうか?
お楽しみいただけましたでしょうか?
ここで前出の予約についての付け足しです。
最後の晩餐のチケット予約は事前手配が必須です。
私は一ヶ月前にネット予約しようとしましたが、噂通り全く空いておらず、電話なら空いている可能性もあるという口コミを見て、ダメもとで電話をしましたが全く繋がらず、ヒマがあればかけるを1週間繰り返し、やっとと繋がりました。手続きは英語で大丈夫でした。そんな時間はない!とか、クレカの番号を口頭で伝える事に抵抗がある、出発まで1か月を切ってる、とおっしゃる方は大聖堂と同じように迷わず現地ツアー会社で手配される事をオススメします。それでも無理な日もあるようですから、早め!は鉄則のようです。
最後の晩餐のチケットをご自身で手配される場合の公式チケットサイトはhttps://www.vivaticket.it/内にあります。今確認したところ先3か月まですべてScheduled with no availability、まったく購入不可能な状態でした。電話番号も書いてありますのでトライしてみたい方はぜひ!
簡単に現地ツアーにする場合はこちらです。
最後の晩餐のチケットだけにするのか、大聖堂などの主要観光地を周るツアーにするのかなど、ツアーも色々ありますので参考にしてみてください。
滞在日数によっても変わるかと思いますが、私はだいたいいつも初日は乗り降り自由のバスでぐるっと全体の街を把握して、自分で周る日、ツアーの日を決めて動くようにしています。ミラノのHOP ON HOP OFFの赤バスは25ユーロぐらいだったと記憶します。ここは外したくないというところは皆それぞれですので、自分の行きたいところにまず行く!優先順位を決めて有意義な滞在にしたいですね。
最後に忘れてはならない出来事を皆様にお知らせしたいと思います。
空港からホテルまでの公共バスに乗った時に同行者のスマホが盗まれたということを特記したいと思います。ちょうどバスに乗る時に電話が鳴り、折り返す旨を伝えてすぐ切った後、ジャケットのポケットに入れ15分ほど乗車し地図を確認しようとした時にはスマホが消えていました…
そして、大聖堂前のミサンガ売りは本当にたくさんいました。
私はアフリカン系の男性が、プレゼントと言って勝手に肩に乗せてきたので、必要ない!いらない!と怒り気味に言いました。決して落ちても触らない方が得策です。無視しましょう!日本人は払うと思われないためにも、今後のビジターのためにも、断じてひっかからないように気を付けましょう!
今回は『冬のアイスランド~ブルーラグーン』『冬のアイスランド~氷の洞窟』で紹介できなかった滝の画像とブラックサンドビーチ、ヨークルスアゥルロゥン、名物料理などを紹介いたします。
滝は冬のため洪水量は少なめ、とはいえ、近くへ行くとかなり迫力があります。
階段を上って滝の上部を見ることができますが、冬は凍っていてかなり滑りますのでご注意ください。
ブラックサンドビーチではあいにくの雪模様でかなり冷え込みました。波も荒く、流れ着いた透明の氷河が黒い砂浜に点在しておりとても幻想的で美しかったです。
氷河はソーダアイスのような水色が印象的で、その壮大さに圧倒されました。しかし、地球温暖化で毎年毎年みるみるうちに氷河が溶けいっているとガイドさんの説明がありました。
1000年前の氷河でウイスキーのロックを味わってみようと計画しました。旅のちょっとしたハプニングとして最後に紹介しておりますので、どうぞご覧くださいませ。
こちらはオマケの料理画像です。
さて、こちらはもう一枚のオマケ画像のウイスキーボトルです。
千年前の氷河を浮かべ楽しもうと機内販売の免税冊子で見つけました。
老眼の目に表示は100ml、ボトルの写真はまさに飲み切り用の小さいボトルに入ったよく機内でもいただくことができるものです。お値段は一口にするとちょっと高め1500円ほどですが、一本をふたりで分けるには足りないかも!? ということで二本注文!
免税ですので、きっちりと封がされたビニール袋に入ってCAさんが持ってきてくださったは1000mlの巨大なウイスキー2本。今さら断るわけにもいかず…
3泊4日の短い旅に用意した機内持ち込みサイズのコロコロのカバンを旅の初めから終わりまで陣取り、今は棚の隅の方で眠っている旅の思い出の一品となりました。
肝心のウイスキーのオンザロックのお味は、、、
間に合わせのプラスチックカップが暴風雨に飛ばされ、情緒もへったくれもなく、一口飲むのが精いっぱい。。。お味は、まぁ、お察しの通り普通でございましたー
今回は、前回の『冬のアイスランド~氷の洞窟』と、もうひとつのメインイベントであるブルーラグーンについて書きたいと思います。
到着したら、スーツケースを預けられる建物があります。看板の横の小道を上がったところが施設内の入り口です。大きな荷物がある場合は着いたら迷わず建物内に入り並び、身軽になってから施設入口をめざしましょう。
施設内にはレストランや、お湯に入りながら飲めるようにプールバーのようなものがあります。
泥パックのバーカウンターもあります。
さて、その泥パックについてですが、下の白い泥の浜に立ち入り禁止看板のある画像をご覧下さい。
このあたりは、施設近くの人が多いところの足元の泥とは全く別物のようなきれいな泥が沢山あります。そしてお湯の温度も高かったです。さっきのスプーンに一杯しかくれなかったケチくさい泥パックはなんだったのかと思いながら、体中に塗りたくって満足しておりました。
カウンターの泥がスペシャルなのかどうかは確認してませんので同じかどうかはわかりませんが、私はあまり変わらないように感じました…。
本当にあまり人がいないので気を付けて看板より向こうには行かないようにくれぐれもご注意くださいね。多分、ヨーロッパ人には熱すぎてお好みじゃないのかもしれません。
ただ、私が行った時にはクレーン車なんかがあり、大増築している最中でしたので、同じ浜のような場所があるかどうかはわかりませんが、人の少ない方の泥はきれいでお湯は熱めということは言えるような気がします。
今回は、滞在3.5日で氷の洞窟へのツアーを強行したにもかかわらず、どうしてもブルーラグーンだけは外せないと、調べた結果みつけた ブルーラグーン日帰りツアー<空港お送り可/レイキャヴィーク発>に参加しました。送迎に入場チケットもついているので手間もなく安心でした。
もう少しゆっくり滞在したいなら、Silica Hotelというブルーラグーン内に併設されたホテル があります。
プライベートの温泉が楽しめるということで、口コミもなかなか素晴らしいです。しかし、早めに予約をしないといつも予約がいっぱいのようでした。次回、もう少しゆっくりできる日程であれば、ぜひ泊まってみたいホテルです。
帰りは宿ではなく、空港までのバスに乗り、無事にケプラヴィーク国際空港へ
もし、新しい情報がありましたら、ぜひ、ビジター様が書き込める『同輩に聞こう!』の欄にコメントをいただくか、【50saikaraのインフォメーション】までお知らせいただけましたら幸いです。
もし、ご自身の紀行など公開されていらっしゃるなら、喜んでシェアさせていただきます!
2017年3月17日、18日と春になる前のラストチャンスと思い、冬にしか見れない氷の洞窟スーパーブルーへ思い切って行ってきました!
レイキャビークから1泊2日の現地ツアーに参加し、セリャラントスフォスの滝、スコーガフォスの滝、ブラック・サンドビーチ、アイスランド最大の氷河湖ヨークルスアゥルロゥン氷河を訪ねる圧巻の旅でした。
これから行かれる方のために~
私が参加した時は予定外の珍しい滝などにも連れて行ってもらいました。滑りやすい岩場や氷河、天候を考慮しても、いわゆる雨がっぱの上下、登山用靴は必須アイテムと言えるかと思います。あれば旅が快適になることまちがいなしです。
アイスランドの物価は高いです!
私は海外発着の格安航空券が購入できる格安サイトで少しでもお得にチケットやホテルを予約するようにしています。
一日も早くコロナ禍より世界が抜け出せる事を節に願い、自由に旅行ができる日が来ますように、願いを込めて(2018年秋のワイナリー巡りの記録簿より)
暑い夏が過ぎ、落ち着いた時間の流れを感じる秋がやって来ました。
今回もワインクラブの企画に乗っかり、ついて行くだけのテイスティングツアー。
初日、到着後すぐに訪ねたワイナリーはVilla Monteleoneさん。
こちらでは夕飯を兼ねたテイスティングで、数々のフィンガーフードも用意されていました。画像は最初の方で撮ったので冷製ものしか映っておりませんが、後半にサーブされたプルーンにベーコンを巻いて焼いたおつまみが好評で、自宅でも簡単にできそう!ぜひ作りたいと思った一品でした。
肝心のワインの方は、やはりアマローネが人気でした。何人か購入された方もいました。画像はアマローネを載せましたが、私はリパッソが気に入り、宿でいただく用に一本買って帰りました。
今回の宿泊先はAntico Casale Bermaniniさんです。
朝食後すぐに出発です。
リーダーがPadによるナビで17人を率います。
45分ほど歩いたのちにたどり着いた一軒目のワイナリーはAzienda Agricola Le Bertaroleさん。
ニコニコ笑顔のワイン作成者の方について施設内をまわり、製造設備や工程の説明を丁寧に教えていただきます。
新しい設備は清潔感あふれ、テイスティングルームは大きな窓がある日の当たるお部屋で、とてもさわやかな印象のワイナリーです。
こちらではアマローネの特徴である半干し葡萄をはじめて味見させていただきました。それは想像以上にとてもとても甘く、食感は干し葡萄とは全く異なる柔らかさ。もちろん生のジューシーさはありませんが、水分を感じる干し葡萄といったところでしょうか。
アマローネはレチョートワインの失敗作から偶然にできた傑作品だというのは有名な話でございますが、まさに、この原料の半干し葡萄、耳たぶという意味があるレチョートそのもの!
本当に耳たぶのような感触の干し葡萄でした。
朝から沢山の種類のワイン試飲です。
ワインのお味は、お好きな方とそうでない方、色々いらっしゃいましたが、この極薄にスライスされたハムは大好評でした。たしかに空気を沢山含んだ極薄ハムを丸めて食べると美味しいです。
テイスティングで注がれる量はわずがではありますが、赤ワイン用の大きめのグラスですから、白ワイングラスですと半分ぐらいの量はあるかと思います。みなさんしっかりぐるぐる回して香りや色、アルコール度の足などを確認しながら試飲されます。気に入ったワインは飲み干される時もありますし、ちょっと口にしただけで捨ててしまう時もあります。しかし、プロのソムリエのように口に含んだワインを出す方はいらっしゃいません。
若輩者は、遠慮がちに全てのワインをスピトゥーンに注いでいたにもかかわらず、ちょっとフラッとしながら一軒目のワイナリ―を後にします。
次に目指すはアマローネの里では有名レストランでランチをいただきます。
先ほどの試飲ワインがちょうど蒸発した頃合いでEnoteca della Vakpolicellaに到着です。
続いて、本日いただいたランチの画像です。
デザートは苺かテラミスが選べたので私は苺にしました。
隣の人がテラミスだったので画像をいただきましたが、横から撮りました感がかなり出ておりますね…。
なぜかスウェーデン人はテラミスゥ~と、ものすごく語尾をあげて呼びます。
どれもとても美味しくいただきました。
目にも舌にも嬉しいランチでした!
2017年イースタ―の時期に訪ねたドイツのハンブルグの旅行記です。
ハンブルグはハンバーグの発祥の地であるという噂は本当なのでしょうか?
ハンバーグ発祥のレストランを早々と予約したということで楽しみに行ってまいりました。
さて、どんなところなのか…
まずはそちらの話からご紹介いたします。
中に入るととても古めかしい懐かしい食堂の雰囲気、バーの棚もすべて傾いている…。
しかし、狭い店内はお客様でいっぱい。
後から入ってくる人は皆、予約していないため断られている…外では記念撮影している人もいる。
とりあえず有名なんだということは確認できた。
よく調べもしないで言われるがままついて来たお任せの旅。
何が出るのかお楽しみではあるけれど少々不安でもある…
とりあえず料理を頼むことに。
果たしてこのお店でハンバーグが発明されたのか…
とりあえず、聞いてみよう。
ハンバーグの元になったものを注文したいのですが?
こちらが当店のおすすめのプレートで、ハンバーグも入っていますし、名物?の豚肉の料理も入っていますよ。
よし!では、それにしよう!
よくわからない時は、おススメのものを頼むのが一番間違いないという変な持論のもと…
では、そのプレートを2つとハンバーガーをひとつお願いします!
えっ、それは多いですよ!ハンバーグはいらないと思いますよ。大丈夫ですか?
はい!大丈夫です!
店の人の忠告を無視し、三人なので三人前頼まないと店に申し訳ないという、これも同行者の持論である…
そして、出てきたのがこちら
お腹が空いていて、つい写真を忘れ、隙間があるところは既に手を付けてしまった後です...
お味の方は―
どれも似た味のような気がしなくもない…が、美味しいともいえる。
ドイツだから⁈野菜はポテト含め、やはり甘い酸っぱいものが多い。
右手前がポークのなんとかで名物?的なもののよう。その上はハンバーグの白いソースがけ、上の卵が乗っているのはコンビーフのような感じ。他にもご覧のように普通のハンバーグやソーセージ関係、ハム系、魚はサーモンとかなりのボリューム。
日本ならこれ3人前だよ。。。
結局、全く大丈夫なことはなく。これは逆にお店に申し訳なかったんじゃ…?!
残してしまって、申し訳ございませんでした。
どれくらい傾いているのか建物の裏に周って撮ってみた。
ピサの斜塔には負けるかな~
そして、あれはハンバーグの元になったものか?
はて…?
と、ググってみたところ、どうやら、労働者がひき肉を丸めて食べていたものをアメリカ人がハンブルグの英語読みのハンバーグとして名前をついたようで、このお店は戦前の状態で残っている唯一の労働者が利用していた食堂で、今でも橋の下に移動させて、経営者は変わってもそのままの姿で営業されているというお店だった。
ぜんぜんハンバーグの元じゃなかった…というお話でございました。
このお店は日本ではそんなに有名ではないのですが、多くの人達が写真を撮っていたので、ドイツ内や他の国では有名なのかもしれません。
川沿いを歩いてみることにして、バスを降りたらあいにくの雨...
コロンブスがいました!
ヨーロッパではだいたいどこの街にも大きな教会があります。
中にも入ってみました。
イースターですので、教会ではコンサートが行われていました。
さて、小腹が空いたところで、どこかレストランを探しますが、イースターです。。。
お店はみんなお休み。あ~
広場のソーセージ屋台だけが開いていました。
街でよく見かけるカレーソースというものにしてみました。
やっぱり、ドイツに来たらバイツェンビール!フルーティで飲みやすい濁りビールです。
見た目はかなりのジャンクさですが、お味はなかなか美味しかったです。
そして、次に訪ねたのはハンブルグ ダジョン という地下牢という名の参加型アトラクションというか、ショーのような博物館のようなところです。
中世から現代までの600年にわたる黒い歴史を参加者が一緒に体験するという館です。
色々なシーンの部屋があり、時代時代に起こった黒い歴史、戦争や絞首刑、人体解剖など、おどろおどろしい負の歴史を恐ろしく、時にはユーモラスを交えながらホストのおしゃべりでキャスト全員が参加しながら展開していく感じです。ドイツ語と英語で開催されています。
ディズニーランドのシンデレラ城のアトラクションのようなカリブの海賊のような部分もあります。
怖いのは苦手ですが、とても楽しめました。
イースターらしく黒いうさぎのぬいぐるみが血を流しているような飾りや、お土産屋さんも怖い系のものが沢山取り揃えてありました。
次は隣にあるミニチュアワンダーランド に行きました。
ものすごい量のミニチュアに圧倒されます。
一つ一つのクオリティーは、あれだけの量ですから、そこまで完璧なものというわけではありませんが、ミニチュアが好きな方でしたら一日では足りないぐらいの展示物を見ることができますので、楽しめると思います。
沢山撮った写真の中から何枚かアップしてみましたのでご覧ください。
他にも火事のシーンや殺人現場のシーン、生活する中で起こるさまざまな出来事をミニチュアで表現しているのがとてもユニークでした。小さいものだけでなく、山や海、雪など自然を上手に取り入れて各国各地の特徴をとらえて展示されていて、本当に見ごたえのあるスケールの大きなワンダーランドでした。
夜にはレーパーバーンという有名な賑やかなピンク街をチラッと見に行きました。
確かに看板がピンク!賑わっていました。パトカーもたくさん並んでいて観光地化されている様子でした。
ハンブルグの街並みはやはりヨーロッパという感じで、そんなに特別な感じはないかもしれませんが、ダンジョンとミニチュアワンダーランドに行くためだけにハンブルグに立寄るのもありかな。と思いました。
ミニチュアワンダーランドはまだまだ進化しているようですので何年か後にまた機会があれば行ってみたいと思います。
前回の独断と偏見『ミラノのおすすめ4選』に続き、今回はピアモンテ地方のワイナリーを訪ねるワインテイスティングの旅をお届けいたします。バローロや、バルバレスコの生産地としても有名な北イタリアのピエモンテ州で、バルベーラやシャルドネ、ピノ、モスカート・ビアンコなどから作られるワインをいただきます。
ここからの4日間は会社のワインクラブが主催するツアーに参加しますので、ワイナリー巡りもワインテイスティングも食事も、すべてツアーで企画されている全くのおまかせの旅です。ワイン通の方々が集結する中、ドが付く素人の私が参加して良いものか、不安にながら...それにしても何も心配しなくていい旅なんて本当に極楽!!
余計な事をしてボロが出ないように、なるべく後の方から付いて行き、皆さんのマネをするように心がけよう。テイスティングの色々な動画を見て予習したグラスの回し方や足の見方など、一通りやり方はわかった!あとは見よう見真似で。やっぱり旅は楽しむにつきる!と、いつもの楽観的感情全開にて、皆さんとお迎えのバスに乗り込みミラノの空港から西に車で1時間半ほどでニッツァ、モンフェラート(Nizza Monferrato)の宿 AGRITURISMO ALBAROSSA へ到着しました。
ホテルのオーナーはスウェーデン人でクラブ代表者とは元同僚らしく、つまりは全体的に内輪な感じでツアーがはじまります。
いちめんに葡萄畑を見下ろす素敵なお宿でした。
それでは、一軒めのワイナリーLa Girondaからご紹介いたします。
ラ ジロンダさんには歩いて行けます。
人生はじめてのワイナリー見学とワイン試飲、楽しみです!
宿からは歩いて約40分ほど、葡萄畑を眺めながらのんびり散歩を楽しみました。
まさにスローライフ、スローワインの里です。
La Girondaさんは女性のワインメーカーさんで、3世代にわたりガンダリーノ家が運営する小さな7ヘクタールのブドウ園のバルベラ種で赤ワイン、マスカートで白を作ります。最低限の技術と自然と調和した伝統的な方法に従ってワイン製造をされているそうです。
La Girondaに到着すると、サンドラさん(Sandra Galandrino)さんが迎えてくださいました。
まずは工場内を見学させていただきます。
なかなか迫力があるイタリアンな女性サンドラさんの説明の元、試飲会がはじまりました。
もちろん私は一番遠い末席へ着席します。
まずは、あっさりの白から始まります。皆さんお目当てはフルボディの赤なので、白やロゼはさらっと通り過ぎます。
日本ではよく見る、口でツーツーとするようなことをする方はいませんでしたが、鼻の穴を一つ押さえで匂いを嗅いでいる方が何人かいらっしゃいました。香りやアルコール度を確かめているのでしょうか...もちろん私もマネしました~(笑
赤のワインは有名なバルベーラを使用したバルベラ ダスティ、モンフェラート ロッソなどを試飲させていただきました。
BARBERA D’ASTI SUPERIORE NIZZA DOCG LE NICCHIE 2013
MONFERRATO ROSSO DOC 2013 “SOUL”
フルボディのバルベラダスティはワインをよく知るワイン通の方々にはとても人気でした。
ワイン初心者の私は飲みやすい濃厚な味わいのマスカートダスティとモンフェラートロッソをお宿にに帰ってからいただく用に購入しました。
日本にいながらNizza のワインを入手するには、やはり有名どころのトスカニー イタリアワイン専門店さんで物色されるのがおススメですね。ニッツァのバルベーラダスティがちゃんと何種類かありました。
さて、こちらで注目していただきたいのが、サラミ!こんなに美味しいサラミは食べたことがないと言っても過言ではないほどの美味しさだったのです。まわりにはカビが生えていて、もちろん皮は剥がして食べます。よくカビが生えている時は中も真菌が浸透しているから食べてはいけないと言われますが、このサラミはどうなんでしょう!?
それにしても、ワインテイスティングに来てハムやサラミに気を取られる無礼者で申し訳ございません。。。
日本ではカビのように見せた粉付きサラミが出回っていて、なかなか本当のカビが付いたサラミに出くわすことがないのは輸入の問題でしょうか...。
唯一見つけられたのが、グルメ食材のお店「アンブロシア」さんの生サラミでした。
こだわりあるイタリア、スペインの逸品がそろっていて私もよく利用させていただいています。
そして、この日の夜のディナーは、Il Boschetto di Vignole S.N.C.というレストラン でいただきました。
口コミ通りのとても美味しいお料理でした。
そして、食後のグラッパ!色々出てきましたが、私は結構苦手です。。。
酒の味がわかるもう少し熟年した頃にはグッといただきたいですね(笑)
夜はお土産に買ったワインを少しいただき、皆さん早めに就寝。
明日は有名な世界遺産のワイナリーを訪ねます。
ユネスコの世界遺産に登録されているという地下のワインセーラーではショー仕立てになったツアーとスプマンテを色々試飲できます。とても、演出が素晴らしい見ごたえのあるツアーでした。個人でも参加できるようですので、BOSCAのホームページを張っておきます。バブル、泡好きの方は楽しめると思います。
ボスカのスプマンテはシャンパンと同じ手法で作られたスパークリングワインです。60日間は手作業で厳正に45度ずつ回して、斜めの状態で30ヶ月間熟成させられます。ドライで味わい深いワインです。フルーティーな甘さのストロベリーのスパークリングも試飲しました。
ピアモンテ地方のスパークリングワインをアスティ・スプマンテと言います。微発泡のモスカート・ダスティも共にモスカート・ビアンコというブドウから造られているそうです。
帰りにはお宿でいただくように、看板商品であるノンノ(nonno)とピーチのスパークリングワイン、お土産にワインオープナーと栓を購入しました。
次はフランコモンドさんのワイナリーを訪ねます。
またもやワインの試飲なのにお菓子のアップとは...
ピアモンテ地方の名物のような代表的なお菓子アマレッティ、こちらのフランコモンドさんでいただいたものが一番美味しかったのです。明日の金曜市場でゲットしたいと撮影しておきました。
フランコモンドさんのワインを日本で入手できる店はないかと探しましたところ、見つけました!
ついでにナヴェデヴィーノさんでアマレッティAMARETTIを見つけたので紹介させていただきます。
このアマレッティは現地のスーパーにも売っていました。お土産にいくつか購入しましたが、癖がなく美味しかったです。
フランコ・モンド モンフェラート ロッソ2011【Franco Mondo】720ml
|
フランコ・モンド モンフェラート ビアンコ2011【Franco Mondo】750ml
|
夜のディナーは滞在しているニッツァ、モンフェラート(Nizza Monferrato)の宿 AGRITURISMO ALBAROSSA の姉妹ホテルCascina Blon でいただきます。
とてもアンティークな雰囲気のホテルで、地下のホールでの食事はまるで最後の晩餐のような趣あるディナーでした。
バルベーラダスティのワインリゾットもありました。
素敵なお部屋も見せていただいたので何枚かアップしてみました。
今日は、ほぼ朝からずっと飲んでいるような...もちろん夕飯時には宿主自慢のワインがポンポン開けられ、年代もののバルベーラなども披露されました。最後にはやはりグラッパ!私はレモンシェロで、、、ありがとうございます。と丁重にお断りしレモンシェロを引き寄せ撮影!(笑)
皆さん昼間の試飲会でも口に入れたものは吐き出すことはしないで飲みます。グラスに残ったワインはスピトゥーンへ捨てしまいますが、今日一日で普通にひとり一本以上は余裕で飲んでいると想像します。さすがワインクラブ、皆さんお強いです。。。
大満腹、大満足の一日でした!
日本でグラッパを手に入れるには何と言ってもグラッパ ハウスさんです。
バローロ、モスカートダスティ、色んな葡萄のグラッパが揃っています。さすがです!
調べたところ、日本では輸入酒のかめやさんが一番安かったです。
ちなみに、このかめやさんはネイルサロンシルエットで10年ほど前にカウンターバーで飲みながらネイルをという企画をした時に各国のお酒を30本ほど揃えましたが、すべてかめやさんにお願いしました。やはり種類の豊富さと値段は比べれば違いがわかります。有名どころのお酒を購入するならおススメです!
今日はNizza Monferratoの金曜日の市場に向かいます。
最高のパルメザンとトリュフオイルを探しましょう!ということで何があるのか期待されます。
私はサラミとアマレッティを密かに物色しようと心に決め、いざ市場へ!
市場はトラックでやって来て、ずらりと街に出店している感じで、いわゆる屋台の集まりの市場です。午前中で終わりとのことで急いでサラミだけはゲットしました。トリュフ入りと普通のものを買いましたが、味の違いは全くわからなかったです。。。
実は明日行くアルバの街にも土曜市場があるとのことで、買えなかったものは明日!ということで安心して、午後からは大きなワイナリーを訪ねます。
夕方はブルノの街を訪ね、教会を見学し、La Taverna della Baccante でディナーをいただきました。
街で評判のレストランらしくにぎわっていました。もちろんワインも自家製、オリジナルの厳選されたワインは次々と出てくる料理にマッチして非の打ち所がないディナーでした。大きなテーブルをみんなで囲む形で大皿を回わしていただくスタイルはみんな話も弾み、あっという間に時が過ぎ、写真が一枚もないという結果に。。。
ラ タベルナと日本語で書くと少々笑ってしまう名前のレストラン、今回の旅で白トリュフの薄くスライスされたものを乗せた卵料理をいただいたのですが、確かこのレストランだったと思います。独特の香りはありましたが、松茸ほどではありませんでした。。。
たくさん飲んで食べた一日でした。
アルバは小さな絵のようなかわいい町と言われるそうで、白トリュフで最もよく知られており、毎年、国際的な白トリュフのお祭りが開催されるそうです。
土曜日は市場が開催されるというので楽しみにしていたら、昨日のNizza に来ていたトラックのお店が流れてこちらに来ているという少々残念な事に気が付き、アルバの地元の商店を見て回ることにしました。
季節外れにもかかわらず、あちこちでトリュフが売られていました。
秋からの白トリュフのシーズンにはもっとたくさんのトリュフが並ぶのでしょうね~。
かわいいイタリアンメイドのカラフルなカバンや洋服のお店もたくさんありました。
トリュフといえば、私が市場でゲットしたトリュフ入りのサラミがなんと日本でも買えるって…、日本では手に入らない食べ物はないと言われるのが納得できますね。前出のNizza のワインが揃っているトスカニー イタリアワイン専門店さんで取り扱いがあります。そして、お値段もお手軽です。
午後は、皆さんお目当てのバルバレスコを訪ねました。
Barbaresco Wine Exhibition and Promotion Centreで色々なワインを試飲させていただきました。
ものすごい種類のワインが揃っていて圧巻でした!
銘柄指定でワインをご購入されていらっしゃる方もいて、チンプンカンプンの私は天井のすばらしさに感動しておりました^^
そして、一度ホテルに戻り、ホテルのオーナーが連れて行ってくださった最後の晩餐、直径50cm以上はあろうかというピザの画像でピアモンテのワイナリー巡りの旅を締めくくりたいと思います。
長い旅に最後までお付き合いいただきありがとうございました。次のワイナリー巡りの旅もどうぞお楽しみに!
※今回のツアーと同じツアーを企画されたいレストランや企業様がいらっしゃいましたら、ご紹介させていただきますのでご一報ください。
今回はイタリアのミラノからピエモンテのワイナリーを巡る旅の前編として、独断と偏見のミラノ観光おすすめ4選!をお届けいたします。
ミラノの観光の王道といえばDuomo di Milano、ミラノに来て訪れない人はいないと言われるゴシック様式の大聖堂。
そして、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、ドメニコ会修道院。
我々の年代になりますと、この二つの有名どころには既に行かれたとおっしゃる方も多いかと思います。
私も25年以上前になりますが、バックパッカーとして訪問し、今回は二度目の再訪となりました。
まず、大聖堂ですが、正直どんな感じだったか、あまり記憶になかったのですが、こんなすごい建物なのになぜ覚えていなかったのだろうか…と不思議に思えるほどの迫力を今回は感じました。
多分、当時はヨーロッパを一気に周ったので、ピサの斜塔やガウディの派手さに負け、こちらの印象が薄くなってしまったのかもしれません。
中に入りますと堂内のステンドグラスも一枚一枚が素晴らしく、丁寧に見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
外に出ますと屋上まで上がれます。3000と言われている彫刻にも目を見張るものがありますが、気になったのは修繕の技術の素晴らしさです。
よく見ると番号があちこちに書いてあり、現在進行形で少しずつ改修されていて、新しい部分と古い部分を上手にうまく繋ぎ合せつつ保たれているのを見ることができます。
機会がございましたらご覧になってみてください。
大聖堂のチケットはすぐに購入できますが、中に入るのに1時間近く並びました。
その横をなぜかスルスル入って行く人達はなぜかと思えば、ツアー会社を通しての入場者でした。こんな事なら一日で効率よく周れるツアーを最初から手配すべきだったと後悔の気分MAXの1時間でした…。
行かれる前にぜひ事前調査をオススメします!
最後に現地ツアーアップしてますのでよろしければ参考になさってくださいね。
さて、次は最後の晩餐です。
こちらは、昔、訪問した時の事をとてもよく覚えていて、今回は全くその当時の面影はない!という印象です。
その頃とは入口も違っていて、今はとても近代的な建物で守られているという感じです。
人物像の名前を記した説明のプレートも設置されていました。
25年前、1993年だと思いますが、前回は修復中だったのをよく覚えています。
向かって右側をひとりの修復人が作業をしていました。
入口でわずかな金額でヘッドホンを借り、説明を聞きながら見ることができたような記憶があります。
(もし、どなたかはっきりした記憶にある方がいらっしゃいましたらぜひご一報ください!)
昔は出入りは自由で、今の人数制限や予約とはほど遠い素朴な感じでした。
ひとりの老人が自前らしき折りたたみ椅子に座ってずっと見ていたことと、感動のあまり涙しながら見ている人がいたのも、その当時ならではの光景だったのかもしれません。
久しぶりに見た壁画ですが、色味がとても明るい印象になって、少々残念な気持ちにも似たような…、修繕前を見ておいてよかった!とつい思ってしまいました。ダビンチが描き上げた時は今のように明るい色だったのかもしれませんが、なんとなく昔の方が本物らしい気がしたのは私だけでしょうか…。当時はとても暗い中でスポットライトの明りだけでした。絵は全体的にもっと黒く、よーく見ないとなにが描いてあるのかわからないような感じすらありました。
実際のところ何度も修復され、ダビンチが描いた部分はほとんど残っていないそうです。
修復は1980年から19年間かけて行われたようです。ピニン・ブランビッラ (Pinin Brambilla Barcilon) という人が一人でイエスのまでの右側を修復し、左半分は修復を急ぐがために何人かで手がけられたようで、専門家の方が見ると右と左は全く違うそうです。私が見たのはピニンさんということになりますね。
さて、次のおすすめの2つは、王道からはかなり離れたちょっといい話⁈です。
彫刻が好きな方でなくても、これは一見の価値ありです。
入場料などはありませんので、散歩がてら散策されるのもよろしいかと思います。
きっと、ここに入れる方は億万長者なのだろうなぁ…などと考えながら2時間ほどぶらっとしました。
次は散歩の後のランチにおすすめのお店です。
ミラノ記念墓地から歩いて行ける距離です。
魚好きな方にはおススメです。ぜひ帰りに立寄ってみてください。
店に入ったらすぐに陳列されている魚から好きなものを選び、料理方法を伝えて支払いを済ませて席に座ります。
番号がもらえるので、調理場の窓から出てくる自分の番号が書いてある皿をもらってくる仕組みです。
地元のビジネスマンらしき人が多く、観光客らしき人は少なめだったように見受けられました。
添付したレシートを見ると、FRITTI がフライ、PIASTRAが焼きのようです。
手前の番号が書いてある皿は生食用です。やはり日本人は刺身よね~!
とても美味しくいただきました。
紙の袋には乾パンのような塩味のビスコッティのようなものが入っています。料理についてくるようです。
小さめのビール2本と合わせて50ユーロでした。
レシートの画像も載せてみますので、よろしければ参考にしてみてください。
独断と偏見のミラノ4選はいかがでしたでしょうか?
お楽しみいただけましたでしょうか?
ここで前出の予約についての付け足しです。
最後の晩餐のチケット予約は事前手配が必須です。
私は一ヶ月前にネット予約しようとしましたが、噂通り全く空いておらず、電話なら空いている可能性もあるという口コミを見て、ダメもとで電話をしましたが全く繋がらず、ヒマがあればかけるを1週間繰り返し、やっとと繋がりました。手続きは英語で大丈夫でした。そんな時間はない!とか、クレカの番号を口頭で伝える事に抵抗がある、出発まで1か月を切ってる、とおっしゃる方は大聖堂と同じように迷わず現地ツアー会社で手配される事をオススメします。それでも無理な日もあるようですから、早め!は鉄則のようです。
最後の晩餐のチケットをご自身で手配される場合の公式チケットサイトはhttps://www.vivaticket.it/内にあります。今確認したところ先3か月まですべてScheduled with no availability、まったく購入不可能な状態でした。電話番号も書いてありますのでトライしてみたい方はぜひ!
簡単に現地ツアーにする場合はこちらです。
最後の晩餐のチケットだけにするのか、大聖堂などの主要観光地を周るツアーにするのかなど、ツアーも色々ありますので参考にしてみてください。
滞在日数によっても変わるかと思いますが、私はだいたいいつも初日は乗り降り自由のバスでぐるっと全体の街を把握して、自分で周る日、ツアーの日を決めて動くようにしています。ミラノのHOP ON HOP OFFの赤バスは25ユーロぐらいだったと記憶します。ここは外したくないというところは皆それぞれですので、自分の行きたいところにまず行く!優先順位を決めて有意義な滞在にしたいですね。
最後に忘れてはならない出来事を皆様にお知らせしたいと思います。
空港からホテルまでの公共バスに乗った時に同行者のスマホが盗まれたということを特記したいと思います。ちょうどバスに乗る時に電話が鳴り、折り返す旨を伝えてすぐ切った後、ジャケットのポケットに入れ15分ほど乗車し地図を確認しようとした時にはスマホが消えていました…
そして、大聖堂前のミサンガ売りは本当にたくさんいました。
私はアフリカン系の男性が、プレゼントと言って勝手に肩に乗せてきたので、必要ない!いらない!と怒り気味に言いました。決して落ちても触らない方が得策です。無視しましょう!日本人は払うと思われないためにも、今後のビジターのためにも、断じてひっかからないように気を付けましょう!
今回は『冬のアイスランド~ブルーラグーン』『冬のアイスランド~氷の洞窟』で紹介できなかった滝の画像とブラックサンドビーチ、ヨークルスアゥルロゥン、名物料理などを紹介いたします。
滝は冬のため洪水量は少なめ、とはいえ、近くへ行くとかなり迫力があります。
階段を上って滝の上部を見ることができますが、冬は凍っていてかなり滑りますのでご注意ください。
ブラックサンドビーチではあいにくの雪模様でかなり冷え込みました。波も荒く、流れ着いた透明の氷河が黒い砂浜に点在しておりとても幻想的で美しかったです。
氷河はソーダアイスのような水色が印象的で、その壮大さに圧倒されました。しかし、地球温暖化で毎年毎年みるみるうちに氷河が溶けいっているとガイドさんの説明がありました。
1000年前の氷河でウイスキーのロックを味わってみようと計画しました。旅のちょっとしたハプニングとして最後に紹介しておりますので、どうぞご覧くださいませ。
こちらはオマケの料理画像です。
さて、こちらはもう一枚のオマケ画像のウイスキーボトルです。
千年前の氷河を浮かべ楽しもうと機内販売の免税冊子で見つけました。
老眼の目に表示は100ml、ボトルの写真はまさに飲み切り用の小さいボトルに入ったよく機内でもいただくことができるものです。お値段は一口にするとちょっと高め1500円ほどですが、一本をふたりで分けるには足りないかも!? ということで二本注文!
免税ですので、きっちりと封がされたビニール袋に入ってCAさんが持ってきてくださったは1000mlの巨大なウイスキー2本。今さら断るわけにもいかず…
3泊4日の短い旅に用意した機内持ち込みサイズのコロコロのカバンを旅の初めから終わりまで陣取り、今は棚の隅の方で眠っている旅の思い出の一品となりました。
肝心のウイスキーのオンザロックのお味は、、、
間に合わせのプラスチックカップが暴風雨に飛ばされ、情緒もへったくれもなく、一口飲むのが精いっぱい。。。お味は、まぁ、お察しの通り普通でございましたー
今回は、前回の『冬のアイスランド~氷の洞窟』と、もうひとつのメインイベントであるブルーラグーンについて書きたいと思います。
到着したら、スーツケースを預けられる建物があります。看板の横の小道を上がったところが施設内の入り口です。大きな荷物がある場合は着いたら迷わず建物内に入り並び、身軽になってから施設入口をめざしましょう。
施設内にはレストランや、お湯に入りながら飲めるようにプールバーのようなものがあります。
泥パックのバーカウンターもあります。
さて、その泥パックについてですが、下の白い泥の浜に立ち入り禁止看板のある画像をご覧下さい。
このあたりは、施設近くの人が多いところの足元の泥とは全く別物のようなきれいな泥が沢山あります。そしてお湯の温度も高かったです。さっきのスプーンに一杯しかくれなかったケチくさい泥パックはなんだったのかと思いながら、体中に塗りたくって満足しておりました。
カウンターの泥がスペシャルなのかどうかは確認してませんので同じかどうかはわかりませんが、私はあまり変わらないように感じました…。
本当にあまり人がいないので気を付けて看板より向こうには行かないようにくれぐれもご注意くださいね。多分、ヨーロッパ人には熱すぎてお好みじゃないのかもしれません。
ただ、私が行った時にはクレーン車なんかがあり、大増築している最中でしたので、同じ浜のような場所があるかどうかはわかりませんが、人の少ない方の泥はきれいでお湯は熱めということは言えるような気がします。
今回は、滞在3.5日で氷の洞窟へのツアーを強行したにもかかわらず、どうしてもブルーラグーンだけは外せないと、調べた結果みつけた ブルーラグーン日帰りツアー<空港お送り可/レイキャヴィーク発>に参加しました。送迎に入場チケットもついているので手間もなく安心でした。
もう少しゆっくり滞在したいなら、Silica Hotelというブルーラグーン内に併設されたホテル があります。
プライベートの温泉が楽しめるということで、口コミもなかなか素晴らしいです。しかし、早めに予約をしないといつも予約がいっぱいのようでした。次回、もう少しゆっくりできる日程であれば、ぜひ泊まってみたいホテルです。
帰りは宿ではなく、空港までのバスに乗り、無事にケプラヴィーク国際空港へ
もし、新しい情報がありましたら、ぜひ、ビジター様が書き込める『同輩に聞こう!』の欄にコメントをいただくか、【50saikaraのインフォメーション】までお知らせいただけましたら幸いです。
もし、ご自身の紀行など公開されていらっしゃるなら、喜んでシェアさせていただきます!
2017年3月17日、18日と春になる前のラストチャンスと思い、冬にしか見れない氷の洞窟スーパーブルーへ思い切って行ってきました!
レイキャビークから1泊2日の現地ツアーに参加し、セリャラントスフォスの滝、スコーガフォスの滝、ブラック・サンドビーチ、アイスランド最大の氷河湖ヨークルスアゥルロゥン氷河を訪ねる圧巻の旅でした。
これから行かれる方のために~
私が参加した時は予定外の珍しい滝などにも連れて行ってもらいました。滑りやすい岩場や氷河、天候を考慮しても、いわゆる雨がっぱの上下、登山用靴は必須アイテムと言えるかと思います。あれば旅が快適になることまちがいなしです。
アイスランドの物価は高いです!
私は海外発着の格安航空券が購入できる格安サイトで少しでもお得にチケットやホテルを予約するようにしています。